本日は、「自信」というテーマでお話したいと思います。
成長の4段階目である出来ちゃってる状態になるまでには、
不快ゾーンの中で、もがきながらも前に進んでいく必要があり、
行動しては反省して修正を加えるという事を繰り返しながら、
思い描くイメージに自分を近づけていこうと試行錯誤していく事で、
いつの間にか意識しなくても出来ちゃってる状態になっていき、
それとともに自信もついて参ります。
自信を持って何かに取り組む場合と、そうではない場合とでは、
心の状態と行動の質に大きく影響してきますので、
当然その結果にも大きな差が生じて参ります。
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自信とは自分を信じること、自分を信じる度合いの強さを言いますが、
「自分を信じる」と言っても、信じる対象は2つ存在しています。
1.自分の能力やスキルを信じること
2.ありのままの自分自身の価値を信じること
心理学では、1つ目を「自己効力感」と言い、
2つ目を「自己肯定感」と言います。
自己効力感とは、「自分には○○ができる!」
「自分には○○できる能力がある!」のような、
自分自身がこれまでに何かに挑戦したり、結果を出したりして、
培ってきた能力や技術に対しての信じる心の強さ。
「自分にはできる!」という感覚。「有能感」とも言えます。
自己肯定感とは、「自分はありのままの自分で大丈夫」と、
自分自身の欠点も含めて丸ごと尊いと自分自身を肯定できる心の強さ。
「自分は自分でいいんだ」という感覚。「自尊感」「自尊感情」とも言います。
そしてこれら2つの感覚要素はどちらも大切なのですが、
そのバランスが重要となって参ります。
次回は、「バランス」について考えていきたいと思います。