本日は、「イノベーション」というテーマでお話したいと思います。

働き方改革関連法がこの4月から施行され、

本格的に働き方改革の実行が求められております。

長時間労働の是正や有給休暇時季指定の義務化など、

様々な取り組みによって、

これまでの悪しき習慣を断ち切っていく必要があります。

その為には、現状を肯定的にとらえた小さな改善の積み重ねのみならず、

現状を否定的にとらえ、業務の見直しや廃止も含め、

抜本的な改革にも着手せざるを得ないかも知れません。

更に、労働力人口の減少に対応しつつ、労働生産性を高めていく為には、

AIやRPAの活用を検討するなど、未来の創造に向かい、

全く新しい働き方を生み出していく必要に迫られており、

まさにイノベーションが求められているのです。

☆★——-★☆——-★☆——-★☆——-★☆——–★☆——–★☆
——–★

働く側にとっては、残業時間の削減や有給休暇の取得がし易くなったり、

長時間労働から少しは解放され、

自分や家族の為の時間が生み出される可能性が高まります。

一方、その時間分が収入の減少に繋がる可能性も高まり、

それをどう補っていくのかという問題が絡んでくる事も想定されます。

在宅勤務が増えたり、兼業・副業を検討したり、

フリーランスや独立業務請負人(IC)などの独立を視野に入れるとなると、

家族の理解はもとより、生活空間の見直し、

家計の見直しも必要になります。

つまり、個々の働き方を変えようとするだけで、

ライフスタイルやライフプランにも大きく影響し、

家計の見直しや資産形成のあり方も含め、

自分や家族の生き方自体を抜本的に見直す為の

イノベーションが必要になってくるのです。

その為の情報提供や実行援助をはじめ、

ワークライフバランスの実現や充実をサポートしていくところに、

FPの出番があるのではないかと思います。


次回は、「ワークライフバランス」について考えていきたいと思います。

By hb