本日は、「スイッチ」というテーマでお話したいと思います。
自粛生活や在宅勤務が続くなか、これまで後回しになりがちだった、
身の回りの整理や整頓、断捨離に目が向くようになり、
働き方改革をすすめざるを得なくなったことは、
コロナ禍が一つのスイッチとなったことは否めません。
スイッチとは、切り替えを行う技術や装置、その行為のことですが、
ONとOFFを切りかえたり、進む方向を切りかえるなどの意味があります。
これまで時間に追われて、緊急性がないために、
なかなか取り組めなかったスイッチOFFの状態から、ONになることで、
ようやく取り組むことができるようになったり、
これまでの生き方や働き方の方向性が、スイッチ一つで、
これまでとは違った方向に切りかえることができたり、
変化のためのきっかけにもつながるのです。
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人々の生き方や働き方が変化するスイッチが入ってしまった以上、
FPとしても、変化に応じた生き方や働き方を模索しながら、
これまで学んできた英知をフル活用していくことが求められる気がします。
これからの人生100年時代を生き抜くためには、
お金の問題は、避けることができない重要なテーマであり、
そのテーマを専門的に学び、知恵を活用し、適切なアドバイスができるのは、
FPをおいて他にはいないはずであるとの自覚と使命感をもって、
自分自身のやる気スイッチをONにすべき時ではないでしょうか。
国に頼らず、会社に頼らずとも、自分や家族がお金の不安なく、
自由で生きがいのある人生を歩んでいけるような模範になりたいものですし、
そのためのノウハウを身につけ、再現性のある実践的アドバイスができるよう、
試行錯誤していきたいものです。
次回は、「試行錯誤」について考えていきたいと思います。