余裕

Byhb

6月 10, 2020

本日は、「余裕」というテーマでお話したいと思います。

時間や心、お金なども、余裕をもっていることが理想ですが、
現実の生活のなかでは、余裕を持てないことも多いものです。

例えば、待ち合わせの約束がある場合に、
時間に余裕をもって早めに出発しようと思っていても、
急な電話が入ってきてしまったり、
早めに出たとしても、忘れ物をして取りに帰ることになったり、
外的要因もあれば、内的要因もあり、様々な事情やトラブルなどにより、
時間の余裕が失われることは日常茶飯事です。

時間の余裕が失われると、心の余裕も失われ、
慌てたり、焦ったり、場合によっては、時間を取り戻すために、
余計な出費が伴い、お金の余裕にも影響することがあります。

目先のことですら余裕を持とうと思っていても、
予定外、想定外のことに遭遇した途端、
余裕から切迫に反転しかねませんので、
ある程度の幅や複数の選択肢を持っておきたいものです。

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人生100年時代を迎えていくにあたり、
FPとしては、お金の専門家として、
お金に不安のない老後、お金に困らない人生をサポートするために、
予測困難な長い時間と向き合いながら、
計画的にお金の余裕を生み出すための知恵や工夫が求められます。

変化の激しい時代についていくだけでも大変ななか、
天災などの自然災害や、今回経験したような感染症の蔓延など、
想定外の出来事へも備えが必要であることを実感し、
仕事にしても、家庭にしても、健康状態にしても、
昨日までの状況が一変する可能性がある以上、
様々なパターンで余裕を生み出す手段や方法を
検討しておくにこしたことはありません。

選択肢は無限にあり、手段や方法は様々ですが、
まずは時間と心の余裕をつくって、
どのような未来を迎えたいのかを思い描き、

お金の余裕を持つのだと決心、決意をし、
とにかく一歩を踏み出す、行動してみることが大切で、
あとは踏み出してから微調整していけばいいのです。

次回は、「微調整」について考えていきたいと思います。

By hb