本日は、「自分年金」というテーマでお話したいと思います。
年金とは、一定期間ごとにお金を受け取れる性質のものを指しますが、
代表的なものとしては、公的年金とか私的年金など、
どちらかというと、老後に受け取れるものを指すことが多いようです。
私たち人間がこの世に生を享け、生きていくうえにおいては、
衣食住をはじめとする生活必需品を得たり、教育を受けたり、
スポーツや芸術、趣味を楽しんだりするにも、
どうしてもお金というものが必要となります。
基本的には、自分や家族が生きていくために必要なお金は、
自分や家族が稼いでいく必要があり、労働力を提供して対価を得たり、
自ら事業を起こして収入を得たり、固定資産を他人に貸して賃借料を得たり、
金融資産を保有することで配当金や利子を得たりすることによって、
定期的にお金が得られるようにして生活しているはずですので、
既に自分年金で暮らしているということが言えるのです。
つまり、今の収入そのものが自分年金なのですから、
この自分年金を増やしていくことができれば、
お金の不安のない生活や豊かな暮らしができるのです。
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自分年金を増やしていくには、様々な方法や選択肢があり、
手に職をつけることも、知識や教養を身につけることも、
仕事の能力を高めていくことも、資産を手に入れていくことも、
要するに収入に跳ね返ってくるものの価値を高めるとか、量を増やすとか、
自分次第でいかようにもなりますが、行動するかしないかで、
大きな差が出てしまうことになるのです。
また、いくら収入が増えても、それ以上の支出をしてしまうと
逆にお金が減っていくことになりますので、
収入の範囲内で支出を抑えるのはもちろん、
収入の一定割合を着実に貯蓄に回しておき、更には貯蓄の一部を、
ほっといてもお金を生み出してくれるような資産に回していくことが、
更なる自分年金づくりにもなります。
今のようなご時世では、収入の柱を一つだけにしておくこと自体が、
リスクになり兼ねませんし、一つの柱が折れてしまうと、
路頭に迷うことになってしまいますので、
ほっといてもお金を生み出してくれる不労収入の柱を立てていくことで、
リスクを減らすことになり、お金の不安をなくし、
自由で豊かな暮らしを手に入れることにつながり、
自分年金づくりの醍醐味となるはずです。
次回は、「不労収入」について考えていきたいと思います。