本日は、「アウトプット」というテーマでお話したいと思います。
FPになるには、FPに必要な科目を学び、
試験に合格する必要があるように
知識や情報をインプットするにも、
最終的なアウトプットの目的が明確であればこそ、
何をインプットしていけばいいのかが明確になります。
ですから、アウトプットする目的をはっきりさせる必要があり、
FPを目指しているのに英語を学ぶことはあまり意味がないように、
アウトプットする目的に相応しいインプットを選択することが、
目的達成への王道となります。
ただ、このようなアウトプットは、
インプットしたことを正確に答えるレベルのものであり、
受験勉強や資格取得で求められるような、
記憶力や反復継続力がカギとなるもので、
知っていることを答えられるだけに過ぎないのです。
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実務をするうえにおいては、
知っていることを実践できるようなアウトプットが必要であり、
インプットとアウトプットを表裏一体に反復していくなかで、
学んだことを自らの知識と経験で咀嚼したうえで、
自分の言葉で表現したり伝達したり、
サービスを提供したりすることができるようにしておく必要があります。
インプットを収入、アウトプットを支出に例えるならば、
収入の柱は複数持つことを検討し、支出については細分化し、
生活費として必須のものは確実に確保するように、
アウトプットも確実に正しい知識や情報を伝えられるように準備し、
支出から貯蓄に回すものは、いざという時のためにプールしておくように、
自分の引き出しに整理してしまっておき、いつでもアウトプットできるようにし、
趣味など自由に支出できるものは、
ちょっとした息抜きや雑学としてアウトプットするみたいに、
アウトプットを使い分けできるに越したことはありません。
次回は、「使い分け」について考えていきたいと思います。