本日は、「経済的自由」というテーマでお話したいと思います。
私たちがこの世で生きていくうえにおいては、
どうしても「お金」というものが必要になりますが、
必要になる支出以上の収入が得られるならば、
その差額を更に貯蓄したり投資したりすることで、
お金に困らない生活、経済的自由を得ることは、
それほど難しくないのです。
収入にはいくつかの種類がありますが、
給与収入、事業収入、不動産収入、利子・配当金収入など、
可能な限り、複数の収入が得られるようにしておくことで、
一つの収入が途絶えた場合のリスクに備えることも大切です。
家計においては、支出を収入の範囲内に抑えることが基本になるものの、
支出を抑えることばかりに意識を向けていると、
過度な節約につながり兼ねませんし、
投資することへの足かせになることもあるのです。
ですから、収入の柱を増やすことをメインにしつつ、
無駄な支出を減らすための基準や投資に回す割合を決めて、
着実に実行、行動していけば、
経済的自由に一歩ずつ近づいていくことができるのです。
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余程の資産を持っていない限り、収入を増やすには、
労働収入である、給与収入か事業収入を増やすことが手っ取り早く、
スキルアップして給与を上げてもらえるようにするとか、
兼業によって給与収入を複数持つとか、
副業でクラウドソーシングやキグワークを活用したり、
自らの経験や知恵、アイデアを事業にしたり、
その気にさえなれば、収入を増やすことが簡単にできる時代なのです。
例えば、利子・配当金収入で月3万円、年間36万円を得るには、
税金を考慮せずに年利3%とすれば、投資元本は1,200万円必要となり、
ゼロからのスタートでは、投資のタネ銭を確保するだけでも、
かなりハードルが高く感じられますが、
月3万円の給与収入や事業収入であれば、
時給1,000円のパート労働で月30時間分、
時間単価1,500円の派遣労働で月20時間分ですから、
少しの努力や工夫で何とかなりそうな気がします。
そのうえで、家計支出を見直して、
無駄な保険料や通信交通費、飲食費などを削ることにより、
月3万円の節約ができるとするならば、その節約は、
資産1,200万円分の利子・配当金収入並みのインパクトを
家計にもたらすことにもなるのです。
ですから、労働収入を増やす工夫をしつつ、
支出も削る工夫をすることで、
増えたお金をタネ銭として投資に回し、不労収入が得られるよう、
収入、節約、投資の3つの小さなタネを
雪だるまを作るかのように同時に転がし続けていけば、
数倍のスピードで、大きなものを生み出すこととなり、
経済的自由は、遠い未来にある夢のようなものではなく、
現実の積み重ねの延長線上に到来することになるのです。
次回は、「タネ銭」について考えていきたいと思います。