本日は、「事業収入」というテーマでお話したいと思います。
事業収入を得るか得ないのかは、
投資をするかしないのかに例えられ、
投資をしないことによる逸失利益、機会損失は、
事業収入を得ないことにも当てはまる気がします。
比較的安定した給与収入とは違い、
売上に左右される不安定な事業収入は、振れ幅があり、
儲からない可能性もありながら、爆益を得る可能性もありますが、
投資と同様、始めない限りは、ノーリスクノーリターンとなります。
給与収入が無リスクの預金とするなら、
事業収入はリスクのある株式投資みたいなものとなり、
リスクは長期で分散しつつ、無リスクとリスクのあるものとの配分を
自分のリスク許容度に応じてコントロールしていくことで、
右肩上がりが期待できない給与収入へのトッピングとして、
小さくてもリスクをとることが、今後の多様な働き方が求められる時代の
ニューノーマルになるはずです。
☆★——-★☆——-★☆——-★☆——-★☆——–★☆——–★☆
給与収入のみの場合、収入が増えれば増えるほど、
社会保険料や税金の控除額も連動して増えるため、
手取り収入としては、上昇額の2~3割程度が消失してしまいますが、
事業収入として、給与収入とは別に収入が増える場合は、
社会保険料には影響せず、事業収入を得るための必要経費が活用できるなど、
大きなメリットがあるのも事実です。
給与収入からきっちりと機械的に社会保険料や税金を差し引かれ、
その残ったお金で消費や浪費、投資をするのか、
事業収入を加えることで、必要経費が使え、各種控除が活用でき、
最後に残ったお金から税金を納めるのかの違いは、
意外と大きいものです。
知っているか知らないか、行動するか行動しないかで、
大差がつくことが多い世の中では、知って行動することが、
知らずに行動せずに取られ放題になることから
家計を守る防波堤になるのです。
次回は、「防波堤」について考えていきたいと思います。