本日は、「活用」というテーマでお話したいと思います。
先日あるテレビ番組を見ていたら、
「あいさつ」を漢字で書いてください!
という問題を出していて、
芸能人の回答者が3人居たのですが、
全員書けずに間違っていました。
恐らく、逆に読み方の問題を出されていたら、
全員が読めたと思うのですが・・・
「あいさつ」なら漢字で「挨拶」と書ける人は多いかも知れませんが、
知っていて、読めたとしても、
いざ書くとなると書けない漢字ってたくさんありますよね?
薔薇、麒麟、顰蹙、檸檬・・・など。
私達FPは、資格取得に当たり、
金融や不動産、保険、税金、相続、事業承継など
幅広い分野の知識を学んで参りましたので、
これらの分野に関しては、
普通の人に比べると知っている事はたくさんあると思います。
では、これらの分野についての知識が全くない方や、
少しは知っているけど詳しくは知らない方に、
分かり易く伝え、分かってもらうにはどうすればよいでしょうか?
意外と知っているけど、いざ人に伝えるとなると、
立ち止まってしまう事ってありませんか?
因みに「挨拶」の漢字の書き方については、
次のような解説がありました。
まず、2つの漢字の両方とも「手偏」。
挨の右側は、矢沢永吉の「矢」がついているので、
矢沢が「ム」っとすると書き、
拶の右側は、タモリの「タ」がついているので、
タモリが「くくく」と笑うと書く。と・・・。
初めて書く子供ではない大人ですので、
上の解説で妙に納得していたので、
恐らく3人とも、
次からは完璧に書けるような気がします。
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活用とは、用いて活かすと書くように、
FP資格を有効活用していくには、
学んで得た知識を分かり易く伝える事が出来て、
ご縁ある方々のお役に立って、かつ、
喜んで対価を払ってもらえるようになる事だと思います。
では、その喜んで払ってもらえる対価とは、
何に対して払ってくださるのでしょうか?
知識や情報でしょうか?
提案書でしょうか?
相談に要した時間でしょうか?
私は、FPへの対価の意味は、
成る程、そうなんだ!
意味が分かって、やっと納得できたよ!
へぇ〜知らなかった、教えてくれて得したよ!
という満足感に対して、
この人に相談して良かった!
またこれからもよろしくお願いします!
というものでありたいと思いますし、
それが出来てこそ、活用している事になると思います。
その為にまずはお客様の事をよく知る努力をし、
ご家族や、お仕事、趣味などから、
出来るだけ伝わり易い言葉や例えを用いるように心掛けて、
準備をしていく事が大切だと思います。
次回は、伝わり易い言葉や例えを用いるには、
どう準備をしていくべきかを考えていきたいと思います。