本日は、「自分のもの」というテーマでお話したいと思います。

先日高校生と中学生の娘達にカラオケに連れて行くようせがまれ、

家でしたい事があったので渋っていたところ、

ジャンケンで決める事となり、

結局負けた為、連れて行く羽目になりました。

まだ誘ってもらえる事を喜ぶべきかもしれませんが・・・。

娘達は、日頃からスマホの音楽アプリを使って、

自分の好きな曲を聴きながら口ずさんだりしていて、

完璧に自分のものにしておりますので、

カラオケの採点機能では高得点を出しておりました。

一方、私も昔から音楽を聴いたり、

カラオケに行くのも好きな方でしたので、

最近ラジオや音楽アプリで聴いていた曲を歌ってみたのですが、

自分がイメージしていたようには歌えず、

得点も伸びずに娘達に笑われてしまいました。

何度も聴いていたので、歌えるつもりになっていたものの、

実際に歌ってみると音程もタイミングも外しまくり、

聴いて知っているのと、歌えるのとは違う事を痛感しました。

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私達FPは、日頃から業務に必要な知識や情報をインプットして、

その知識や情報を整理して、ケースバイケースで、

適切なアウトプットをしていく必要があります。

私自身、日々多種多様な情報が氾濫するなかで、

自分に必要な情報が得られるようにアンテナを張り、

知ったつもり、わかったつもりになっていても、

いざ説明しようとすると、説明が曖昧になったり、

自信をもって説明できない事がよくあります。

読んだだけ、聞いただけ、見ただけでは、

何となく知ってわかった気にはなっても、

説明できなければ、理解できているとは言えず、

知っている事と実行できる事との間には、

やはり相当大きな開きがあると思います。

つまり、読んだり、聞いたり、見たりした事を

自分が理解し易い言葉や、イメージに置き換えて、

自分の言葉で表現できるレベルに落とし込む、

自分のものにするという事が必要になってくるのです。

そのうえで、声のトーンやニュアンス、

表情や身だしなみも意識したうえで、

自信をもって堂々と、自分の言葉で表現し、

プレゼントをお渡しするかのように、

相手の事を想い、心を込める事で、

伝えようとする内容が相手に伝わるのだと思います。

次回は、プレゼントについて考えていきたいと思います。

By hb