本日は、「ハードル」というテーマでお話したいと思います。
お金がお金を生み出す投資、資産運用をしないということは、
複利効果を活用できず、投資をしないことにより、
利益を得られないというリスクになるものの、
全くこれまでに投資、資産運用を経験してこなかった人にとっては、
不安や恐れなどの心理的な抵抗感、ハードルが高く感じるのは当然です。
このようなハードルを乗り越えるには、
これまでにハードルを乗り越えてきた経験者の実体験をもとにした
書籍やセミナー、ブログなどを参考に、
情報を収集したり、知識を学んだり、
自分でも再現できるのか、自分なりのハードルの高さに合わせて、
一歩を踏み出すための心の準備をすることも一つの選択肢です。
一方で、このようなハードルを無理に乗り越えなくても、
将来に向けての資産形成ができない訳でもありませんので、
ハードルには目もくれずに、背を向けて、違った方向に歩を進め、
自分なりの生き方を貫くのも一つの選択肢です。
☆★——-★☆——-★☆——-★☆——-★☆——–★☆——–★☆
世の中には、不安をあおり、無知につけこみ、
目の前にニンジンをぶら下げて、手を引き、背中を押し、
高いハードルを乗り越えさせようと、
あの手この手を使って近づいてくるケースがあるのも事実です。
投資の名のもとにギャンブルに巻き込まれたり、
分配金をエサに高い手数料を払わされたり、
投資におけるリスクのみならず、人的リスクという、
目に見えないハードルに取り囲まれてしまうと、
最悪の場合、資産形成どころか、
資産枯渇に至るケースもあるのです。
他人が自分の資産を増やしてくれる訳はなく、
自分の資産は自分で守り、自分で築くことを基本として、
自分なりのハードルの高さを知り、
乗り越えられるハードルは乗り越える勇気も必要ですが、
そうではないハードルは回避したり、蹴倒していけるよう、
自らの頭で考えて、自らが理解できない、納得できないものには、
手を出さないような慎重さも必要で、
武器を持ちつつ、防具も身につけながら、
負けない投資戦略、資産形成術を身につけていきたいものです。
次回は、「負けない」について考えていきたいと思います。