本日は、「工夫」というテーマでお話したいと思います。
工夫とは、物事を実行する為に良い方策をあれこれとひねり出す事を言いますが、
同じような商品でも作る人や会社によって様々な違いがあるように、
少しでも使い易く、少しでも便利に、少しでも安くできるように、
様々な角度から研究や観察、意見聴取などを重ねながら、
他との差別化を図る為にも、創意工夫が不可欠になるようです。
今あるものを改善させる為の工夫や、
今は無いけれども有れば喜ばれるようなものを生み出す為に、
時間を忘れて改善や開発に没頭してみたり、
発想を変える為に、わざと仕事から離れてみたり、
工夫するにも工夫がいるようです。
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FPの仕事においても、知識や情報を仕入れて、加工したり、伝える順番を変えてみたり、
イメージしてもらい易くする為に身近な例え話を用意してみたり、
リアルな経験をありありと伝える為に、自分を振り返ってみたり、
他のFPの仕事ぶりから学んだりするなど、
それぞれが様々な工夫をされていると思います。
同じ知識や情報を伝える場合でも、伝える人によって、
伝わり方が違ってしまうのは、伝える技術の差はもとより、
伝える為の準備や工夫の仕方に違いがあるのかも知れません。
ただ、その違いを知るには容易な事ではありませんし、
よくよく観察してみたり、教えを請うてみたところで、
出来るかどうかは別問題ですので、場数を踏んで、工夫を重ねて、
自分で自分に合ったやり方を見つけていくしかないようです。
次回は、「場数を踏む」について考えていきたいと思います。