本日は、「資産」というテーマでお話したいと思います。
一般的に資産とは、現金や預金、土地建物、有価証券など換金可能なものを指し、
資産を運用すれば、利息や配当金、家賃収入、売買益を産み出す事が出来ますので、
更に資産を増やしたり、継続的に収入を得たりしていく事により、
労働収入に頼らない生活を手に入れる事が出来るような性質を持っています。
逆に運用しない資産、例えば住むだけの自宅などは、
固定資産税はかかりますし、火災保険料や修繕費なども必要となりますので、
本当の意味での資産とはならず、出費ばかりがかさむ事となりますので、
負債を抱えているようなものとなります。
そういう意味では、資産とはキャッシュをもたらしてくれるものを指し、
キャッシュが出ていくものは負債という事になります。
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FPとしては、資産運用のお手伝いをする事もありますので、
効率的な資産運用のお手伝いが出来るよう、日々情報を収集したり、
自分でも資産運用をしてみたり、資産自体を仕事のツールとし、
その仕事からキャッシュを得られているのであれば、
FP資格や技術も資産であるという事が出来ると思います。
折角取得した資格ですから、この資格を有効活用して、技術を身につけていけば、
継続的にキャッシュを得る事が出来ますので、
貴重な資産を持っているという事になります。
資格を維持する為だけに、知識を得たり、情報を収集したり、会費を払ったり、
キャッシュが出ていくばかりなら、負債を抱えているのと同じになりますので、
負債にするのではなく、自己投資や必要経費としてとらえ、
資格や技術という貴重な資産を有効活用して、リターンが得られるよう、
継続的にキャッシュが得られるよう、技術を磨いていきたいと思います。
次回は、「負債」について考えていきたいと思います。